大阪万博 ~EXPO~

行事・言葉

 今、大阪では万博ばんぱく万国博覧会ばんこくはくらんかいが開催されています。なかなか行けない国のパビリオンもあるし、楽しそうなので、行ってみることにしました。

大阪

 早朝そうちょうの飛行機で大阪に出発しました。初日しょにち道頓堀どうとんぼり周辺のエリアをまわって、夕方から万博会場に行きます。大阪にいくのは久しぶりなので、わくわくしています。

 関西空港から電車で難波駅なんばえきまで行きました。駅を出て戎橋筋えびすばしすじという通りを歩くと、有名なぶたまんのお店、551があります。長い行列ぎょうれつです。暑いから今回はやめようと思ったのですが、行列を見ると並びたくなる日本人です。買っちゃいました。一個230円。安くてとてもおいしい。
 
 そこから少し歩くと道頓堀どうとんぼりというエリアがあります。食べ物と派手はで立体看板りったいかんばんで有名なところです。3枚目の写真は「食いだおれ人形」です。倒れるまでおいしいものが食べられる道頓堀どうとんぼりのシンボルになっています。焼き肉屋、たこ焼き屋、くしカツ屋、食べ物の店の看板が楽しいですね。ここでたこ焼きを食べようと思っていたのですが、あまりにも暑くてやめました。それでも、たこ焼き屋の前には大勢の人がならんでいました。


 4枚目の写真の看板は、テレビやユーチューブで見たことがあるかもしれません。大阪を紹介するニュースに、よく出てきます。これはグリコという日本のお菓子の会社の看板です。グリコは、1922年に「栄養菓子えいようがし」としてグリコキャラメルを発売しました。「一粒ひとつぶ300メートル」が、このキャラメルのキャッチフレーズです。一粒に300メートル走ることができるカロリーがふくまれているそうです。
 
 ここから北、心斎橋筋しんさいばしすじは買い物で人気のあるエリアです。おみやげ屋や、ファストファッションの店、食べ物の店、ジャンプショップやポケモンセンターなど、観光客に人気のある店がたくさんあります。海外からの観光客もとても楽しそうでした。私の生徒さんは東京より大阪が好きという人が多いのですが、大阪に行って納得なっとくしました。

Glico is a Japanese confectionery company.
In 1922, it released Glico Caramel as a “nutritious candy.” The catchphrase for this caramel is “300 0meters per piece.” Each piece contains enough calories to run 300 meters.

万博会場

 初日は夜間入場券やかんにゅうじょうけんにしたので、15時に地下鉄で会場にかいました。16時から入場できます。駅を出て歩くと参加国さんかこくはたが見えます。わくわくしてきます。15時半くらいにいたのですが、ゲートの前にはすでに長いれつができていました。列の最後尾さいこうびに並んで、ゲートが開くのを待ちます。暑い時間に長時間並ぶので、日傘ひがさと飲み物は必須ひっすです。
 
 ゲートを通過つうかすると目の前に大きな木のリングがあります。外周がいしゅう約2km、高さは一番高い所で約20m。このリングが会場をかこんでいます。近づくと大きさに圧倒あっとうされました。すごい。このリングは、現在、世界最大の木造建築物もくぞうけんちくぶつです。約2年かけて建設けんせつされました。
 大屋根リングは、2025年大阪万博のシンボルです。「多様たようでありながらひとつ」という理念りねんを表します。

The Grand Ring is the symbol of Expo 2025 Osaka, Kansai, Japan, and expresses the concept of “Unity in Diversity.”

 
 ロティがとてもおいしいと聞いていたので、会場に入ってまずマレーシアのパビリオンに行きました。マレーシアの街や歴史の紹介、クアラルンプールの模型もけいのプロジェクションマッピング、伝統工芸でんとうこうげいのオブジェなどがあります。パビリオンのレストランでは、マレーシアの人がロティというパンを作っています。ロティを作る様子がとても楽しい。テイクアウトでロティチャナイを買いました。ロティと豆のスープ、チキンカレーのセットです。とてもおいしかった。

フィリピン、セルビア、ルーマニア、アルジェリア、シンガポールとイタリアのパビリオン。外から見ているだけでも楽しめます。

ボリビアのブースと楽器、トリニダード・トバゴのカーニバルの衣装いしょう、ソロモン諸島しょとうの木の置物おきものや道具、イエメンの食器。どの国の展示てんじも本当に魅力的みりょくてきです。

 ここまで見てくれてありがとうございます。大阪の街と万博の魅力が伝えられているとうれしいです。

 また、大阪の立体看板りったいかんばんについては、下の中川政七商店さんのブログを見てください。立体看板を作っている会社についての記事です。https://story.nakagawa-masashichi.jp/79140

 続きは次のページです。


令和七年六月二十九日

タイトルとURLをコピーしました